2005.12.09 Friday
カラオケ論
今日は作業所の行事でコーラスがありました。クリスマスソングを五曲ほど歌いました。その内訳は、「ジングルベル」と「きよしこの夜」と「諸人こぞりて」と「真っ赤なお鼻のトナカイ」、「もみの木」を合唱しました。一人指導してくれる先生がいて、その先生が歌のウォーミングアップのための体操や発生のリードを取ってくれます。中にはペンギン歩きで歩き回りながらの発声や、パートナーを作って背中をたたきながらのそれ、手を打ちながらのリズム取りなどユニークな発声法があってこっけいに見えますがそれをやった後なるほど声がやる前よりよく出ます。みんなが知っているクリスマスのポピュラーな歌なのでみんな懐かしげに童心に戻って声を上げてました。僕もクリスチャンではないのですが小学校六年間を除いて、幼稚園から大学までずっとキリスト教主義の学校に通ってました。それゆえキリスト教と大いにかかわりのあるクリスマスソングは懐かしく、歌いながら思わずその懐かしさに涙腺が潤んできました。カラオケもいいですが、キーボードの伴奏で肉声で合唱するのもまた乙なものです。年配の人に聞いたのですが、カラオケがはやる前の「歌声喫茶」ではこういうことをしていたそうです。だから僕もカラオケを歌うとき、時々マイクを使わずに歌います。マイクを使わないで歌うとスピーカーの伴奏をよく聞いて歌えます。マイクばかりを使っているとついついマイクの機会音がメロディーを打ち消してしまって、独りよがりで歌っている時があります。それを修正するためにもマイクをはずして歌うということも必要だと思います。これは機械の伴奏に負けないで歌おうとするため、よりうまく歌えるためのトレーニングになると思います。まだやったことない人は是非試してみてください。特にジャンボカラオケ、通称ジャンカラは昼間は三十分百四十円で飲み放題歌い放題なので一人で行く客もよくいます。そういう僕もよくいきます。人と一緒にいるときはマイクをはずしたりしたら「何をしてるんや」と言われる可能性もあるでしょうが、一人で行くのなら何の気兼ねもする必要もありません。だからこういうチャンスのときにマイクをはずして歌ってみることをお勧めします。それからもう一つカラオケをうまく歌うためのポイントは、特にダンスポップスなどでは、ダンスを真似することまでは出きないでしょうが、韻を踏んだり強調したいところで、手を動かしてみたり、足のかかとを踏んで見たりするとより声が強調されて聞き手に届きます。そのアクションをよくやるのは郷ひろみです。彼のダンサブルなポップスを見ていると、ターンをしたりジャケットの前を引っ張ってみたり所ところでそのアクションを見れます。そういうところも取り入れてみるとここで力を入れてみたいというところで力が入り、よりリズムに乗って歌えるようになります。こういうちょっと高みからアドバイスしている僕も、実際は言ううほどに歌はうまくないのですが、カラオケはボックスが次々に出だした頃から途切れずに通っているので、「亀の甲より年の功」ちょっとはアドバイスできると思い書いてみました。これからクリスマス、お正月とカラオケやコーラスする機会も多いでしょうから、是非その腕を磨いておきたいものですね。
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