バンババン

文章だったらそこそこの
ものを書けるのですが、
やれ画像やレイアウトの美
的感覚はゼロなので、これ
から向上してゆきたいと思
います。
  << November 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
作業所仲間
 今日は作業所を終えてまっすぐに家に帰りました。そして一昨日購入した吉川栄治の「神州天馬侠」という歴史小説を読んでました。これは織田信長が武田勝頼を破ったときから、その遺子、伊那丸を主人公に、武田家のお家の再興を図る物語です。その前にこれまた吉川栄治の「新・平家物語」を読んでいたのですが、どうも僕には合わず読む意欲がわかないので途中頓挫してしまいました。大正末期から昭和の初めにかけて、大人も子供もこの小説に熱狂したという、大衆児童文学の記念碑と表紙の後ろのあらすじ,講評に書いてあります。僕は吉川栄治の何が好きかといって、何にもましてその格調ある文体が好きです。それを読んでいると思わずその行間から想像力の翼を広げれるのです。しかし吉川文学というと国民文学と言って、純文学とは区別されてやや見劣りして捕らえられがちです。しかしいまの日本の自由と平等の女社会に読むと、その封建侍文化と男社会を守ろうとするところが、反って新鮮に感じられます。もちろんその封建侍社会の中にも自由と平等の民主的風潮も含蓄されています。とにかくとりあえずはこの「神州天馬侠」全三巻を読破するのがいまの目標です。
 さて今日は作業所の友達宛に書いた手紙を彼の家のポストに入れておきました。彼はこの二週間ほど作業所に現れず、昨日家に電話をかけたら昼の二時過ぎなのに二階で寝ていて、そのお父さんも「これからどうするつもりなんやろ」と心配していたので、元気を出して励ます内容のものを書いて上げたのです。そうすると今日の昼から約二週間ぶりに作業所へ現れ、僕に手紙ありがとうといってくれました。その人は持ち家は持っているものの家の台所事情が悪く、両親の国民年金生活を強いられています。それだから自分のこづかいもほとんどなく、「爪に火をともす」とそこまで言うと反って失礼かもしれませんが、それに等しい倹約生活を強いられています。それゆえ僕が時々家に呼んであげてもてなししつつ、作詞や絵画やオセロや将棋を共にし自己啓発することを楽しみにしています。そして僕は将来的には作詞で収入を得たいと悠長に構えているのですが、その人の場合待ったなし、尻に火が付いているから大変です。だから何とかこづかい程度でもいいから生活費の足しになるバイトをする必要があるのですが、職についてもなかなか長続きしません。人を笑わしたり、作詞したり、絵を描いたりなかなか人にはない能力は持っているのですが、それが悲しいかな仕事には結びつかないのです。ほんとかわいそうな人です。しかしかといって僕といる時お金をせびるかというとまったくそんなこともなく、それどころか厳格に割り勘を守ろうとするゆえ、ますます助けたくなるのです。とりあえず作業所に毎日通っては、みんなをしゃれを言って笑わせる。それだけでも家でじっと引きこもっているよりましだと思います。明日作業所でどんなしゃれを言って笑わせてくれるか楽しみです。
| バンババン | 友達の輪 | 21:11 | comments(38) | trackbacks(0) |
作業所での一波乱
 今日僕が通う作業所グリーンハウスで一波乱ありました。Mさんという人とUさんと言う人が口喧嘩をしたのです。その顛末は指導員のUさんが外回りの仕事から帰ってきて、「Sさんどうしてるの?」とMさんに尋ね、Mさんが「Sさんは調子が悪くて二階の休憩室で寝ています。」と答えました。そのMさんとSさんは付き合っていていい仲でした。その時に何の用事もないのに朝早く電話がしたりしてSさんのことをうっとおしいと思っているUさんが「サボリや」とぽろっとこぼしたのです。そのことを耳にしたMさんが切れて「人が苦しんでるのにそんな言いかたはないやろ。こらー」と激怒しました。確かにUさんにしてみたらいつもトンチンカンな質問をしてくる少し知的障害のあるSさんが、みんなが働いているのに一人毛布に包まって二階で寝ていることをよくは思わなかったのでしょう。またその他にもそのUさんと言うのは普段はあまりしゃべらない人なのですが、今日に限ってよく舌が回り、また疲れていたのか他の人との言動にも何かぶっきらぼうな口調で話していたのでした。そういう悪条件が重なっているところへ来て、そのSさんとつきあっていてかわいがっているMさんの前で、Sさんを中傷するような皮肉言葉を吐き捨てたのでした。それはUさんにとってはちょっとした弾みでこぼしたのでしょうが、思慮が足らなかったといわざるを得ません。ほんと「口は災いの元」とはこの時以外にいつ使えようかとどんぴしゃのタイミングにひらめきました。そしてその辺のことをいまだに理解していないかもしれないと心配になって、意気消沈しているだろうUさんのところへ先ほど電話しました。そしたらすでにMさんから仲直りの電話があってもう解決したとのことです。とにかくよかった。でもそのUさんの欠けているところとして女性からのいい思い出というのがないように思える。それゆえに今回のいくら知的障害もあっていつも迷惑をこうむっているからといって、その恋人の前で皮肉を言うのはその恋人が怒るのも無理もないのかもしれない。そのMさんもUさんがいづらくなって家に帰ったあと、「あの人も両親にも先立たれて一人家を守るかわいそうな人なんやけどな。」とか「後で謝って月曜からまた仲良く仕事します。」と指導員のUさんに話すのを聞いて、この人たいした人格者だなと思った。人間関係の悩み。それが僕にとっても抱えるあらゆる悩みの中の根幹である。それ故にこれを制する人は人生を制することが出きると僕は思う。
| バンババン | 友達の輪 | 21:03 | comments(0) | trackbacks(3) |
いろいろな友達
 今日は昨日予告したとおり、作業所の新年会でした。俗称茶屋町アプローズ、正式名称、阪急インターナショナルホテルで、ランチバイキングをご馳走になりました。やはり二千円は二千円のバイキングで食材はそれほど高価なものではありませんが、しかしそれはその道のプロシェフが作ったのでしょう。味付けやたれのよさで、食材の物足りない分を十分補っていました。近所の会社員の人々にも好評なのか客入りも良く、大いに盛況していました。昨日書いたごとく、ダイエットのために腹いっぱい食わないコツは、よくかんで食べること。そして合席しているメンバーとしゃべり、大いに歓談の場を持つことなので、それを実行しました。しかしなんだかんだ言っても満腹ではありませんが腹8.5部目から9部目ぐらいは食べていました。
さて明日から仕事です。正月明けて二回目だから仕事始めではないのですが、ようやく今年の仕事が始まるという感覚があります。
 そして明日、明後日と行けば土、日とまた連休です。今週の金曜日にはまた大学時代から仲が切れたり復活したりしている友達と、これまた新年会のつもりで会合を持ちます。そいつは本の虫で、雑学から社会学までいろんな知識を持ち、しゃべっていて非常に愉しい友達の一人です。僕も研鑽を積んで彼ぐらいの話術を持ちたい。彼と話していたらそんな自己啓発する学習にもなるので、今回も大いに語り明かそうと思います。
 そして土曜日は土曜日でキリスト教会の友達と、日曜礼拝とはまた別の十人ぐらいの人数での集会を、そのクリスチャンの人の家で行います。そのリーダーが三十七歳で、その奥さんが三十ちょいの人なので、その人脈は若い女の子も多いのです。だから単にキリスト教を学び体験出きるというより、その子たちを眺め、話しも出来るために行くようなものです。その動機が不純と言われるかもしれません。しかし一応僕も幼小の時からキリスト教主義の保育所に言ってました。中高大もそうで、離れたのは小学校六年間のみでした。だから聖書の言葉にジンと来たり、賛美歌を思い出して涙ながらに歌ったり、キリスト教とは深いかかわりを持っています。しかしクリスチャンにはなれません。毎日曜日教会の礼拝に出席するために一日潰さねばならないというのは、僕にはどう考えても出来ません。またクリスチャンになったら「いままでの罪を神に許され、永遠の命を与えられる」と説きます。しかし僕の場合むしろクリスチャンになったらなったで、クリスチャンらしい生き方ができるかと考えてみたらはなはだ難しいと言わざるを得ません。それだから僕は付かず、離れずで、クリスマスやバーベキュー集会のときは現れる謎の男として、いわばおいしいポジションにいます。
| バンババン | 友達の輪 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
CDラジカセと将棋
 今日は仕事仲間と午前中は僕の家でオセロと将棋と作詞をして過ごし、午後からまだ行ったことのなかった西梅田のヒルトンウエストやハービスプラザを見て回りました。しかし行ったもののそこにデコレーションしてあるのは高級な服や飲食店で、僕たちにはとても手に入れることが出きないものだったので、ただ見ているだけでぜんぜん面白くありませんでした。その後ヨドバシカメラに行き、友達が買いたいという陳列されているもので一番安いCDラジカセを見に行きました。三千九百円のものがありました。しかしやっぱり値段は値段でCDを収納するところを開けてみたりしましたが、ちょっと違った開き方などしたらすぐに破損してしまいそうなちゃちな作りでした。そしてその後野田阪神のヤマダ電気に寄り、もっと安いのはと探すと三千七百円のものがありました。しかし安ければ得するかと言えば、つぶれるのが早くて修理や買い替えにお金がかかっていては、結局最終的には損をします。その辺のそろばんの皮算用をうまく出来るか否かが上手な買い方といえます。
 そして最後ジャスコでは4階の飲食店フロアーのテーブルで持っていった将棋をまたやりました。僕のほうが圧倒的に強いから飛車、角の二枚落ちでやりましたがやはり僕の勝利でした。何しろ彼は戦法と囲い方をまだ知りません。だからそれを知る僕には二枚落ちでも勝てないのです。だから僕の持っている小学生向きに書いた図解入りの入門書を貸してあげようと思います。それと上達するには詰め将棋を解いていくことだと思います。前者の本で序盤から中盤を学び、後者の本で中盤から終盤を学べると思います。しかしそういう僕も素人の間では強いほうですが、クラブへ行けば下っ端のほうです。もっともっと研鑽を積まねばなりません。そして二枚落ちの上手をやることは、何しろ飛車角という飛び道具がないものですから、まず戦いは歩の使い方のよしあしになり、位を取って下手にプレッシャーをかけていくという展開になります。だから歩の使い方や位取りがうまくなり、平手での時の戦いにも生きてきます。「まあもう若くないんだからいくらやってもそれ以上上達しないよ」という手厳しく批判する人もいるかもしれません。しかし僕の知っている人で四十ぐらいから飛躍的に実力がアップしたという人を知っています。僕の二枚落ちでの修行もその人とやることによって鍛えられました。「まだ強くなります。」決して諦めません。
| バンババン | 友達の輪 | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
しゃれ好き二人男
 今日は仕事の休みの日でしたが、母親が長野県善光寺へのバス旅行に行っていて、実家が米屋である僕は店番をしなくちゃならず家にいました。家にいるのなら友達を読んでいいと許しを得たので、仕事の仲間の先輩を家に呼んで将棋や作詞をしました。僕の作った詞をここに掲載すると

今日は友達が家に コーヒー、パンに、音楽鑑賞
暇つぶしの楽しい時間 一人でいる充実した時間とも違う
コーヒーにクリープを入れたような こくのある格別なテイスト 
二人とも四十を越したミドルエイジ 女の話でバカ笑いも
加えて二人とも大のしゃれ好き ギャグの応酬止まらない
ここに女でもいたらなあと思う 残念ながらそっちの方では二人無縁
現代人が最も求める健康的色気 それ感じれたら他に何にもいらない

というものです。まだメロディーがつかなきゃどうなるかわからないけど
女に無縁の二人がしゃれを言い合って馬鹿笑いし、ストレスを解消している様を垣間見ていただけたらと思います。、
| バンババン | 友達の輪 | 19:14 | comments(0) | trackbacks(2) |
友達の輪を広げる
 今日は作業所が終わった後、その近くにある同じ作業所仲間の家に行ってコーヒーをご馳走してもらいました。そして彼の家には遊ぶゲームもなんにもないというので、それが揃った作業所へ戻りオセロをしました。その対戦結果は一勝一敗でした。それから自転車に乗り西のほうにあるユニバーサルスタジオまで散歩に向かいました。しかし距離的にも遠すぎるし、時間的にも帰り暗くなってしまうということでその道中にある僕の家に寄りました。今度はこちらがココアをサービスし将棋をやりました。これは彼は初心者で僕の相手になりませんでした。何かやることがないかと思案していたら、彼は飲み終わったコーヒーカップをデッサンしたいといいました。いい遅れましたが彼はデザイン専門学校にも通っていた芸術屋です。早速紙と鉛筆を渡し、僕も同じようにコーヒーカップをデッサンし始めました。それが出来あがった後僕の似顔絵を描きたいと言い出しました。「ずっとポーズをとっとかなきゃならないだろ」と聞くと、「そうでもないよ」といったので、しばらくの間動きを最小限にとどめ、描いてもらいながら僕もコーヒーのペットボトルをデッサンしました。今日は何の変哲もない一日でしたが、友達の家へはじめて上がらせてもらい、こちらの家にも上がってもらったことがちょっとした変化といえば変化でした。友達を作り人間関係を広げていくということは大切なことですよね。これまでの僕の人間関係というのは、狭く、深くでした。しかしこれを仕事にまで繋げていくためには、広く、浅くという人脈作りも必要なことがわかりました。別に何も話はしなくてもただ挨拶をするだけの人も、人間関係といえば人間関係です。こう頭ではわかっているのですが、僕の場合なかなか上手く行かないのが現状です。誰か人間関係をうまくやっていくための秘訣などあったら教えてください。
| バンババン | 友達の輪 | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0) |


 SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
.
CATEGORIES
PROFILE
OTHERS