2005.12.04 Sunday
性の誤解
今日も神戸へ出かけてました。そしていつものスケデューるをこなしてました。今日取り立てて書いてみたいと思うことは、やはり御影の喫茶店でのことでしょうか。そこで今日は思いっきり性について文章を書き、思索にふけってました。そこで思ったことは、最近エロ本やAVビデオの氾濫のおかげで性というものが歪んでいるのではないかということです。AVではGスポット攻めの潮吹きに、クリトリス攻め、そして四十八手のテクニックの紹介など、性の情報のオンパレードです。しかしそれとは裏腹に一方でインポテンツや不感症が増えている現実はどう考えたらいいのでしょうか?僕が思うに一つは穴やクリトリス攻めなどそういうスポットばかり強調されて、女の性器全部を弄り回すとか、もみし抱くとか、さわりまくるとか、舐めまわすとかすることがおろそかにされているのではと思います。まず何にもまして男が女の性器を責めて男と女互いに共感理解し会って、時には意地悪したり、笑いころげたりして雰囲気を盛り上げることが大切です。ところがいまのセックスは膣に指を入れてぬらすことばかりを考えています。それでは女は痛いばかりでちっとも気持ちよくならないと思います。むしろ穴は最後なのです。その辺を性情報の氾濫は誤解させています。このことを思いつくまで、こんなえらそうなことを言っている僕も決して例外ではありませんでした。変化といえばお尻の穴をなめることぐらいでした。こう考えてみるとセックスにも独創性というものが快感の度合いを高める重要な鍵を握っているものと思われます。このことを思いついたのは、僕には一つ下の弟がいて、彼に僕は小さい頃ほっぺたがかわいくてほっぺたばかり触り、いくら嫌がっても止めませんでした。そのことはいじめているように見えて実際はかわいがっているという感情を彷彿させてくれました。そして弟も僕と親がいて注意されるためほっぺたを触れない位置関係にいるとき、盛んに「ベロベロバー」をしたりして、「ほっぺたを触れないだろ」とかわいい挑発をしてくるのです。それを見てどうしようもなく『こいつ』とかわいくてかわいくて仕方ないもどかしさを味わいました。それは男と男、年上と年下、兄と弟ですが、男と女の性の駆け引きのときのもどかしさとよく似ています。このことを最近思い出しているとセックスにおける独創性の考えにいたったのです。以前いまのように性の情報が氾濫していないときは確かにテクニックなどは乏しく単純なセックスが多かったかもしれません。しかしいまのようにインポテンツや不感症で悩む人間も少なかったということは、一概にいまの方が性文化が花開いているとはいえないのではと思えます。特にいまはやはり女性上位で昔はそんなことをすることは女としてはしたないと思われていたことを、いまの女性はサービス精神旺盛でするゆえ、女性上位のセックスは確かに花開いているのかも知れません。しかしそれもやはりサブセックスであって、「本当は男に責められたい。女ですもの。」と僕が通った風俗嬢も言ってました。ただそれじゃAV男優はみな独創的セックスをしているのかとなると僕もいまのところわかりません。しかしAVを見て自慰行為をするときに、AV女優ばかりでなく、そのAV男優の女をいかすテクニックの上手下手で興奮度も違ってくることも確かです。さていくら表現の自由が保障されているからといって、過激すぎたでしょうか。まあみんなが最も興味津々なところなのに一般的にはタブー視されているというこのパラドクス。そこがまた不思議ですよね。
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