2006.06.06 Tuesday
総合格闘技
今日は後輩が僕ん家に来た。そして前から欲しい、欲しいと思っていた、総合格闘技の技をかける相手になってもらった。本の写真解説を見ながら、腕ひしぎ逆十字固めをガードポジションからと、腕がらみ(チキンウイングアームロック)をこれまたガードポジションから、そして最後にV1アームロックをサイドポジションから掛けさせてもらった。僕の頭には総合格闘技をジムに通って本格的にやるつもりは無い。ただ護身術として体で覚えておき、いざという時悪者と戦い、あるいはやられている人を助けヒーローになりたいという目論見がある。こういうヒーローは空手バカ一代、大山倍達、ブルースリーの時代に終わった。しかしここに来てまた時代が輪廻してきて、格闘技ヒーローを求める時代となって来たのかも知れない。この総合格闘技の寝技の中の関節技、締め技は、打撃の技のように相手に怪我させずにギブアップを奪えるという逆転の技である。それ故けんかを仕掛けてくる相手に、相手に怪我をさせて反対に悪とならず、常に正義でいられるのである。そこがこの総合格闘技の護身術に優れていて、空手やキックとは違う点である。とはいってももちろん試合では打撃技も使う。体をつかむためグローブもボクシングなんかよりずっと薄いゆえ、流血戦になるときもある。そして打撃技を、一本勝ちする技をかけるために相手の注意を拡散したり、動きを鈍らせたりするため使う。しかし総合格闘技の醍醐味はなんと言ってもプライドのノゲイラ選手に代表される鮮やかな芸術的グランドテクニック(寝技)で仕留めるシーンである。それ故僕も護身術のため、またはここは暴力ではない武力を必要な時その威力を発揮するため体得したいのだ。とにかくこれがどういう展開になっていくか乞うご期待を。
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