2005.12.30 Friday
横井のオッサンの歌
今日は替え歌を作りました。それは小学校唱歌の「スキー」(山は白銀 朝日を浴びてでおなじみ)のメロディーに乗せて、横井というオッサンみたいな顔をした学校の生徒のことを歌った替え歌です。それを以下に紹介します。
朝の早ようから 横井のオッサン 弁当かついで 学校へと向かう 道行く人に おはよの挨拶 横井のオッサンの 一日始まる 学校に着いたら 横井のオッサン 弁当の中身はと 授業は上の空 先生が怒っても すんまへんと 大阪弁で 頭下げる 学校の放課後 横井のオッサン 好きな女に ラブレタ渡す 君こそ命と もらった女 感動をして オッサンにキス というような歌です。ただ書いたものを棒読みでは、今ひとつ臨場感がわかないかもしれません。しかし横井のオッサンというオッサン臭い顔をした大阪の学校の生徒の、おもしろおかしい行動を思い浮かべながら歌ってくれれば、おかしさがこみ上げてくると思います。ただここに軽蔑の色だけにおわしたのでは差別になります。滑稽な様子を描写すると同時にどこか愛嬌のある大阪のオッサンのような容貌の生徒を想像してもらえば、作る側としても成功したと言えます。替え歌の名人といえば嘉門達夫というお笑い歌手がいます。彼のお笑い替え歌はほんと聞いていると腹の底からわらけてきます。僕が目指しているのは作詞家ですが、これはいまはほとんど曲先といってメロディーが先に作られ、それに詞がはめ込まれます。それゆえにいわばメロディーに原曲とは違った歌詞をはめ込んで笑わせるという技術も一つの大きな作詞能力です。だから僕も将来こういう人をわらかせて感動させる歌詞を作詩できたらなと憧れています。 |