2006.02.13 Monday
官能小説とサンドバック
今日は作業所から此花区舞州にあるアミティー舞州というスポーツ施設にいったのですが、なんと十一日の建国記念日の代休で休館日でした。前にも二回そういうことがありほんとこのスポーツレクエーションには僕はついていません。そして指導員の指示で作業所へ行って作業ということになったのですが、僕は何故かやる気が起こらず一人神戸へ出かけました。そしてダイエーの七階にあるジュンク堂で本を読んでました。昨日も来ていたのですが、そのとき買ったのはなんと官能小説でした。睦月影朗の「官能少年―快感フェロモン比べ」と題するものです。いくら官能小説とはいえ、倫理性、道徳性のないものは単にグロテスクなだけで読む気がしません。しかしその睦月氏の作品はもちろん背徳的な魅力もちりばめられているものの、そこにはモラルがありセックス描写であればなんでもいいというものではないため僕にも許容できます。またなんで官能小説かというと、ぼくもHな文章を書くのが好きでしかしその語彙が乏しいのでそこから踏襲してやろうと目論んでいます。いままでそういう漫画はたくさん読みましたが、小説は時々電車の網棚に置いてあるスポーツ新聞を読むぐらいです。性器を指で広げてその名称を綴ってエロスを表現するのは何かグロテスクな嫌悪感を感じていたのです。しかし僕も年を取ったのでしょうか。何かそういうより中年っぽいエロっぽさがわかりかけて来たような気もします。ただ一方でいろいろな苦労を乗り越えて、最後結ばれるハッピーエンドストーリーにもまだ憧れはあり、決してセックスさえ楽しめればいいというエログロなオッサンとは一線を画します。とにかく官能小説に出てくるエロティックなボキャブラリーを踏襲して、自分の文章に引用したいのです。
さてそれから昨日あたりから思っていることに、自宅にサンドバックを買って空手の練習をしたいと無性に思い出しました。そのサンドバックは上からぶら下げるタイプではなく、下に少し支えの大きな円形の部分を設けて座らせて使用するものです。だから家にも置くことが可能です。しかし母親も父親も今日聞いてみたところ、重さが九十キロにも上るため二階の僕の部屋に置いたら床が抜けてしまうといって賛成してくれません。しかし僕も親父も八十五キロありますが、その二人が一つどころに立っても床が抜けるようなことはなかったので十分大丈夫です。さて何とか説得出来るでしょうか。難しい問題です。そしていまから六年前に空手を習っていたことがあり、そのときにサンドバックを叩き、蹴った感触がいまになってすこぶる懐かしくなってきたのでした。やはりパンチにしろキックにしろその当てる瞬間の心地よさというのはやったものでしかわかりません。そしてそれはそのまま瞬発力と集中力の養成につながります。そしてそれは運動能力のみならず、集中力がつけば知的な話術にまで好影響を与えてくれるのではと換算しています。何とか手に入れたい。明日も説得してみます。 |