2005.09.03 Saturday
十一日ぶりのブログ
僕を知る皆さんお久しぶりです。ずっと前に書いた記事で取り上げた新聞学習をやり続けてはいましたが、ブログは十一日ぶりです。しかし新聞学習のおかげでここ一ヶ月ほどマスコミを賑わし続けている政治、選挙のことにずいぶん詳しくなりました。ただ悲しいかなその勉強した言葉を使って、これからの選挙、政治の行方について論じろといわれて論じれるほど、頭がよくありません。なんとかそう出来るようになれるぐらい勉強したいという向上心には燃えてはいるのですが。いまだに小選挙区と比例代表はどう違うのかという問いにも答えれないぐらいたいしたことありません。ただ文章を書くことは好きだから、この政治、選挙を僕なりの切り口で論じてみます。
今までの新聞学習で一つ思ったことは、小泉さんをヒトラーのような独裁者と見るか、政治における現代日本のヒーローと見るかで、自民公明支持、不支持が分かれるということです。そしてこの独裁者と見るのは自我が強いインテリに多く、ヒーローと見る層は情熱型の人に多いように思えます。確かに政治的熱狂の下、そのうねりを先導するリーダーが出現し、一挙に軍国主義、ファシズム体制に持っていかれたのは、先の戦争の最大の反省点かもしれません。しかし今まで政治に関心を持っていなかったしらけ時代を熱狂させ、政治を自分のこととして考えさせた立役者は、小泉首相をおいてほかにありません。そう思えば造反議員や野党は、ヒーローの首相をねたみ何とかして足をすくってやろうとする小人にしか見えません。総理も与党過半数に達しなければ、国民の郵政否決、小泉不信任として辞職すると自らの退治を断っています。そこまで一個人が命を懸けてこの郵政民営化を叫んでいるのだから、一度だまされたと思って総理の言うとおりにさせてあげたらどうかと思うのは僕だけでしょうか。民主主義に批判の力は必要ですが、「船頭多くして船山に登る」という格言もあります。批判ばっかりでもエントロピーが増え過ぎて、社会は反って混乱するとも言います。いくら民主主義とはいえ、黙って舞台で踊る人を眺めている人々もいなければなりません。だから僕としては、乗りかかった船。ここはだまされたと思って小泉首相の言うとおりして見ましょうと声を大にします。確かに鬼ができるか蛇が出るかはわかりませんが、もしもの時は小泉首相に「あなたの言ってたことは間違っていましたね。潔く退陣してください。」と訴えれば「申し訳なかった。どこが悪かったのかいまだにわからないが、僕に至らぬところがあり国民の皆さんに迷惑をかけてしまった。潔く身を引きます。」と承諾してくれない偽善者ではないと信じています。 |