2005.11.22 Tuesday
視力回復2
一昨日から中学数学の計算ドリルをやり始めました。これは去年の夏ごろ話題になった「大人のドリル」を真似た、僕独自の頭の体操みたいなものです。中学数学の中でも計算を主眼においた1,2,3年それぞれ別冊で書き込み形式のドリルです。しかしやってみると僕も老眼が始まってきて小さい、細かい字が見えにくくて、時々目が泳ぐことがあります。しかしこれをやっていると目もよく見えてくるようになるし、単に数学の計算的能力のみならず、並行してやっている英語学習や新聞学習にも相乗効果が出るものと期待しています。一年半ほど前に腰を痛め、それまでやっていたジョギングや山登りが出きなくなってしまったゆえ、いまは無性に勉強して自己啓発してゆきたいという思いがあります。しかし視力回復もやっているのですが、ほんと目をよくしようとすることは至難の技ですね。やり始めて七年足らず、来年の二月には八年目を迎えようとしています。老眼がこれ以上進んだら、本も読む気もしなくなるとうわさでは聞きます。十七年間メガネにはお世話になり、それをはずして新たなる生活をしているのです。いろんな弊害もあります。しかしもう乗りかかった船、いまさら後へは引けません。それに良い運動としてはウォーキングが適しています。しかしウォーキングも僕が遠くのほうの看板を見て焦点を合わしてるゆえ、それを覗き見している人間の「このオッサン何してるんや、あほとちゃうか」というようなささやきが聞こえてきます。しかしやりたい。視力を回復するということは、頭脳を明晰にするということにつながると視力回復の著者が語っています。しかし視力回復なんて現代日本で行うことは極めて至難で「あほ」なことやと思っている人間とは、戦わなければなりません。メガネやコンタクトをしている人間には、目が悪くても裸眼で過ごそうという人間は脅威なようです。そういう人間は覗きや盗み見を否定しているからです。しかし確かに目が悪いのに裸眼で過ごしている者も、メガネやコンタクトをしている人々のお世話になっていることも確かです。しかしそんなことはまったく話題にものぼらないかもしれませんが、日本は人口のパーセンテージからいってメガネやコンタクトをしている比率は明らかに世界一です。これはどう考えても目の健康ということからすれば、日本という国は世界最悪と言えます。目が悪いというのは遺伝もあるようですが、大半は文明病といわれる糖尿病などと同じの生活習慣病といえます。しかしこれも同じく一度なったら回復させるのには至難の業のようです。しかし視力は回復できなくとも、目の健康は努力次第で回復出来ます。コンピューター、車などメガネやコンタクトをするという口実のためにいろんな文明の利器が誘惑してきます。これから誘惑に打ち勝ち見事心身ともに健康に生きている人々が、もっとも幸せなように僕には見えます。果たして僕の思索は間違っているのでしょうか?
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