2005.08.08 Monday
小泉首相の演説
今日の夕方から郵政民営化法案否決でマスコミは持ちきりです。その中で先ほど八時半から二十五分かけて、小泉首相の演説と質疑応答が中継されました。否決した最大の理由は、小泉首相の強力なリーダーシップに与党の議員が怖気づいた以外には考えられないでしょう。僕は小泉首相の姿勢に男の生き様、情熱を感じました。男の生き様などというと女性から男尊女卑という批判を受けそうですが、現代はこの女が強くなりしばしば男がしてやられるご時世です。そういう時代に、男の大信根とまでいえる決して偏向ではない自分の信念を貫き通す生き様は、新鮮さを感じます。女性のほうでも認めたくはないけれど心の内であの首相の颯爽とした姿には、一目置いた人がいたに違いありません。ヒトラーやスターリンのような独裁者が出現するのは恐いですが、小泉首相は決してそんな狂人には見えません。
さてこういうことはこのブログの政治テーマ欄に政治にお詳しい方が書かれています。日記欄に書くのは畑違いといわれるかも知れません。僕にはその人たちほど政治を理解できず、政治コーナーにはとても書けません。しかし一応大学の社会学部は出ていて、政治を社会学的に分析するということは多少なりとも出来ると思います。それだからここで日記を書く人たちにも政治への橋渡しとして、社会学的メスで持って政治を語れるのではないかと思ったのです。それから今思い出したのですが、小泉首相は今の自分の心境をあの天文学者ガリレオの例を取って語られました。ガリレオは天動説が主流の時代に「地球が動く」という地動説を訴えて、神を冒涜する者として投獄されました。しかし彼は「それでも地球は動く」と答えたというのです。彼の権力によって真理が曲げられることへの憤り、それを小泉首相は今の自分の置かれた立場にオーバーラップしたようです。今一度言います。小泉首相はかっこいい。皆さん応援してください。 |